迷いの末に見つけた「自分の道」
「先生、志望校決まりました!」
先週まで複数の大学を選択肢に挙げ、ぎりぎりまで悩んでいたAさんが、晴れやかな表情で報告してくれました。総合型選抜入試では、志望理由書や面接で「なぜこの大学なのか」を明確に伝える必要があります。だからこそ、自分の心から納得できる大学を選ぶことが大切なのです。
Aさんは何度も資料を読み込み、オープンキャンパスにも足を運び、自分が本当に学びたいことは何かを見つめ直してきました。その結果、ようやく「ここで学びたい」と心から思える第一志望の大学が固まったのです。
25年の指導経験が生み出した「つながる志望理由書」
志望校が決まったAさんは、さっそく志望理由書の作成に取りかかりました。奉還町学習センターでは、センター長の野村が志望理由書の添削を担当しています。野村は元高校教諭として25年の経験を持ち、進路指導においても長年の実績があります。
「志望理由書って、何から書けばいいのかわからなくて…」
多くの受験生が最初に直面するこの悩み。野村は長年の指導経験の中で、一つのフォーマットを確立してきました。それが「過去―現在―近未来―未来」を一本の線で繋ぐという考え方です。
四つの時間軸で描く「自分の物語」
野村のフォーマットは、とてもシンプルです。
過去:高校時代にどんな経験をしてきたか
現在:高校3年生の今、自分はどう考えているか
近未来:大学に入ってから何を学び、どう成長したいか
未来:大学を卒業して社会人になったとき、どう社会に貢献したいか
この四つの時間軸を一本の線で繋ぐことで、「自分がなぜこの大学で学びたいのか」というストーリーが、自然と浮かび上がってくるのです。
「このフォーマットに沿って考えていくと、書くべきことが整理されて、不思議と負担なく書けるんです」とAさん。真っ白だった原稿用紙に、少しずつ自分の言葉が埋まっていきます。
受験はゴールではなく、新しいスタートへの通過点。Aさんの志望理由書には、これまでの経験と、これからの夢が、一本の線で繋がっていきます。
明日も、それぞれの未来に向かって歩む生徒たちを、私たちはしっかりとサポートしていきます。
総合型選抜入試のサポートも充実
奉還町学習センターでは、進路指導経験豊富なスタッフが、志望理由書の添削から面接対策まで、丁寧にサポートします。見学・無料体験も受付中です。お気軽にお問い合わせください。
Tel: 086-897-2476(担当:右田)
E-mail: info@sgsg.work
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